第700回トトくじ 最終予想です。
ブックメーカーオッズをもとに予想してみた
さて、数回にわたりスポーツブックメーカー ピナクル のオッズを見てきました。
まあ詳しい戦力とか、戦術、各チームの傾向などはざっくりとニュースなどで一応チェックはしてみましたけれども、正直良く分かりませんね。。
ひとつ言える事は 「簡単には波乱は起こせない」 だろうということ。
間違っても4年に一度の大舞台、この時のために各国代表は相当な準備はしているはず。
世界の強豪国・・・ヨーロッパや南米勢がやすやすとアジアやその他新興国に負けるはずはないと思う。
オシムもどこかで言っていたようですが・・・「実力どうりのポジションまでしか行けないのがワールドカップだ。」
行けたところがそのチームの実力というわけですね。
ブラジルークロアチアの誤審の件・・・これなんかもクロアチアはPKがなくても負けた。
私はそう思います。
えー話はそれましたが、以下に今回の予想を表にまとめました。
第700回13枠の勝敗予想
ブルーマーキングの枠はハンディキャップが設定されている試合です。
一方のグリーン枠は、ハンディキャップはナシ。
この意味は、ハンディが設定されている試合は明らかに実力差があると見られていることを表しています。
まあ実際に試合をしてみなければ何も分かりませんけれども、オッズを付ける担当者はそう考えているということです。
ハンディなしというのは、お互いによい勝負をするんじゃないか?と考えられているんだと思います。結果はどっちに転んでもおかしくはない。
私はあえてドローを選択しました。
実際の購入にあたってはマルチを考えてもいいのですが、そう簡単に波乱は起こせないということを考えるとドローが適切かと。
まあ最初から引き分け狙いがあるのかどうか?
なんとも良く分かりませんけれども、少なくとも強豪に対しては勝ち点を落すことは避けたいと考えるだろう。
まずはグループリーグの突破を考えなくてはなりませんからね。
日本戦に関して
初戦のコートジボワール・・・やっぱり厳しいと思いますね。
応援はしてますけど、勝つためには点を獲るしかないでしょ?失点は必ずありますって。
んで、どうにかこうにかゴールして、上手くいってもドローかなと。
2点ぐらいはやられるんじゃないでしょうか。
ひいき目に見て、2-2、もしくは 3-2 で日本の勝ち。
悪くて 2-1、あるいは 3-1 で負けとか。。間違っても日本は守備的には行かないだろうからね。守っても絶対ぶち抜かれる。
あんまり面白い予想とはなっていませんし、そんなに荒れるとも思えません。
強豪国は必ず勝ち点を持ち帰ると思います。
第700回トトくじ ゴール3 6/10現在のピナクルハンディキャップとトータルスコア オーバー&アンダーオッズをみてみる。
ブックメーカーにおけるハンディとオーバー&アンダー
さて、ブックメーカーをやったことのない方には何がなんだか良く分からないとは思いますが・・・
サッカーにはハンディキャップとか両チーム合わせてどれくらい点を獲るか?などといった賭けオプションがあります。
今回はそれらの情報からゴール3の見立てをしてみるという企画。
まずはハンディについての説明からです。
ハンディとは・・・
チーム力に差のある対戦カードにおいて、賭けを面白くするために(要するにどちらに転ぶか?判断を難しくするため?)弱いと思われる人気のないチームの方にプラス査定、逆に強いと思われるチームにはマイナス査定を付けて、正規の結果にそれらポイントを付加して勝敗を判定する賭けのオプション。
オーバー&アンダーとは
両チーム合わせたゴール数が指定された点数より上か下かを賭けるオプション。
ピナクルにおけるトトゴール3対象試合のそれぞれのオプションオッズ
以下が6/10現在の集計表です。
以上2カードはハンディゼロ。ブックメーカーの判断ではそれほど顕著な差はないと見ている模様。
ドイツーポルトガル のみドイツに0.5ゴール、マイナス査定がされていることから、”ややドイツ優勢”という判断ですね。
んで、オーバー&アンダーを見てみると・・・
イングランドーイタリア なんですが、アンダー2 の方がややオッズが低いことから次のように見立てることが出来ると思います。
全体的に堅い試合。
1-0 か、0-1 、もしくは引き分けの可能性。
スコアはあんまり動かない。
コートジボワールー日本
我が日本は オーバー2 の方がオッズが低いです。
したがって活発な試合展開が予想されていますね。
1-2、2-1、あるいはそれ以上のスコア展開。打ち合いになると面白いけど。。
やっぱり親善試合の影響でしょうか・・・失点するけどゴールも獲るという誰かさんのブログ記事にもありましたが、一昨年のガンバ大阪?みたいな展開か?
さて、最後は ドイツーポルトガル
対象試合で唯一ハンディが0.5付けられています。
こちらのオーバー&アンダーは・・・
ややアンダー2優位という判定。
あんまりスコアは動かないといった印象です。
1-0 とか 0-1 とか・・どちらかが2点も3点も獲るような試合じゃないといった感じですね。
ちなみにブックメーカーの賭けオプションで ”および” となっていて二種類の賭けが書かれている枠は例えば100ドル賭けますとそれぞれのオプションに半分・・つまり50ドルづつを賭けることになります。
さて、本番はどうなりますかね・・・?
全てのオッズをチェックしてみたい人は各自でどうぞ。
じゃ。
第700回トトくじ 6/9現在 ピナクルオッズから順当勝ちを推定する。
第700回トトくじの順当勝ちはどこだ?
6/9現在のピナクルオッズから順当に勝利しそうなチームを考えてみます。
以下が集計表。
グリーンマーキングが”ほぼ勝利するだろう”というチーム。
ブルーは優勢です。
このまますんなり決まるとは思えませんが、基本的に大崩はないと思います。
本日のトト支持率もチェックしてみましたが、大体においてやっぱりシンクロしていますね。
いったいどこにサプライズがあるのか?
第700回トトくじ 予想に向けての参考情報? 支持率とオッズの関係について
日本国内におけるトト支持率とブックメーカーオッズの関係
さて、昨日と今日にかけて、誰も注目してないであろう J2、J3 もリーグ戦は行われました。
ビッグは少しだけ買ってみましたが、結果はぜんぜんダメでしたね。。
まあデータ作成のため、もくもくと予測作業は続けていますけど。
話はワールドカップへ・・・
今回のはなしのポイントは、タイトルにあるように ”支持率とオッズの関係” です。
個人的になんですが・・・一番問題となるのは ”支持率の信用度” だと思っています。
どういうわけか、ちゃんと波というか傾向がはっきりと現れてきていますね。
みなさん、いろいろなソースから情報を集めて各自で判断されているんだろうと思います。
そこで「どれくらいブックメーカーオッズと支持率がシンクロしているのか?」について自分なりに調べてみようと思いました。
とりあえず比較表を作成しましたので見ていただきたい。
比較表についての説明
さて、薄いブルーのマーキングはトト対象試合です。
参考オッズは ピナクル というブックメーカーのもの。
なぜピナクルを選んだのか?
それは還元率がもっとも良いブックメーカーだからです。ブックメーカーについていろいろ調べてみれば分かる事なんですが、簡単に言うと”同一試合においてもっとも高いオッズを付けてくれる”ところという意味だと思ってもらえばいいです。
どうせ賭けるなら高い配当のところへ賭けるのは理に適っていますからね。
必然的にオッズは”より確率に近くなる”ということです。
ここで言う確率とはブックメーカーが算出した見込み値ですから、少なくとも胴元はそういうふうに勝敗確率を見積もっているということですね。
前の記事でアップしたウイリアムヒルとはやっぱり違いがありますね。
アルゼンチンーボスニア などはほんとに見込みが違っています。
まあ、解釈については見ていただいた方にお任せしたいとは思います。私自身としてはどういうふうに考えればいいのか?まだよくわからないもので。
あと、ピナクルにおいてはまだオッズが出ていない試合もあるようです。
このあたりは私も良く分かりません。気になる方は各自でいろいろチェックしてみてください。
場合によっちゃ賭けの対象とならない対戦カードもあるかもしれません。
んー・・ワールドカップでそういう事態が起こるのかなあ・・とは思いますが。
とりあえずブルーマーキングがオッズで、そのとなり右側が通常のトト支持率となっています。
支持率は当然締め切りが近づけば変化しますが、オッズも常に変化します。ただ賭けとしてはその時のオッズで確定します。
オッズと支持率から何を見るか?
まず気になる母国 日本について
支持率はやはり日本が高いですね。
これは応援票というか期待がかかってるんでしょうけど・・・
世界?(ブックメーカーは世界中に顧客を持っている)から見ればコートジボワールがやや優勢という見方です。
鉄板試合という感じはしませんね。正直どうなるか分からない。
オッズから見た鉄板は・・・
13枠 フランスーホンジュラス ぐらいでしょうか。
オッズを見る限りまず波乱はないと思います。
あと、ウルグアイ、コロンビア あたりが順当かな。
オッズが 2 を超えてしまうと何ともいえないですね。ブックメーカー的にいうと順当ではないと思います。どうなるか分からないレベルだと思う。
支持率から見て一番注意が必要だなと思う枠はズバリ、アルゼンチンーボスニア です。
7枠ですが、支持率偏りすぎです。確かに伝統つーか昔から強いイメージはありますが・・・
ピナクルオッズを見る限り、この7枠は鉄板シングルにすべきではないと思います。
まあ偉そうに言っちゃってなんですけど、あとはまったく分かりませんね。。
じゃ、グッドラック!
追記
ピナクルオッズが間違っていました。
アルゼンチンーボスニア
なんですが、どうもデータをコピペしたときに集計誤りがあったようです。。
おそらくハンディキャップの欄と取り違えた模様。
正しくは・・・
1,481 7.610 4.680 となります。
したがって ほぼアルゼンチン勝利といえますね。おそらく支持率どおり鉄板だと思います。
失礼しました。
第700回トトくじ ワールドカップに向けて
ワールドカップ予想はスポーツブックを利用する
さて、前回698の結果はやっぱりダメでしたね。
まあ色々反省というか、予測手法について思うところはあるのだけれども、中断期間中に戦略を練り直すつもり。
さて、気を取り直して第700回の予想に向けて準備をしましょう。
ワールドカップ勝敗予想の本命はスポーツブックじゃないかと思うんですね。
全世界が注目しているといっても過言じゃないビッグイベント。
プロフェッショナルな予想師が活躍するブックメーカー。そこのオッズから順当試合を見つけるのが王道じゃないかと。
ただし、ただの投票率じゃあないところがミソ。
あくまでもオッズを提示して賭けをさせるだけだから勘違いしてはいけません。
試しにいろいろなブックメーカーで同一試合のそれぞれのオッズを比較してみるといいです。
ほぼ同じようなオッズを提示していると思われますが、若干違いがあることが分かります。
以下の表は 6/1現在のウイリアムヒルにおけるオッズ。
”×”の欄は引き分けのオッズを表しています。1はホーム側、2はアウエイ側です。
空白の欄はまだオッズ提示がありません。
これはトト対象試合の前にすでにグループリーグ対戦があるチームだと思われます。
おそらく試合結果を見てからオッズを計算してくるんでしょう。
基本的にオッズの低いチームが優勢となりますね。
ちなみに引き分け予想は大抵の場合、3 ぐらいが付けられています。経験からいってあんまり参考にはならないと思います。
数値が高いからドローになりにくいとか、あるいは逆に低いからドロー可能性が高いといった考えももちろんアリですが、基本はやっぱり波乱可能性の低い超順当をまず押さえるべきじゃないかと思うんですね。
適正オッズと確率について
以前このブログで記事にしたことがありますが、ブックメーカーのオッズ計算について重要な視点をもう一度かいつまんで書いてみます。
ブックメーカー各社でそれぞれprobabilityを算出していますが、probabilityが何パーセントなのかは提示しません。
提示してくるのは「オッズ」だけです。ですが、このオッズからprobabilityを逆算することが出来ます。1社だけだと投票バランスによってオッズの変化がありますから、
通常は複数のブックメーカーの平均オッズと平均還元率を算出して、それをもとにゲームの「probability」を計算します。
各社の利益を除いたそのゲームの純粋な見込みを求める、ということです。probabilityの計算式は、(1/オッズ)*還元率 です。
つまりブックメーカーの提示しているオッズは事前に計算した勝敗確率を正確に反映させたものではなくて、そのブックメーカーに賭けられた投票バランスから利益がでるように少しオッズをいじっているわけです。
話がそれましたけれども、大体において、還元率を差し引いて考えても提示されてるオッズ=勝敗確率は信用できます。
個別の対戦カードについてみれば、大きく外れることもよくありますが、統計的に長いスパンでデータを取れば恐ろしく正確に勝敗確率を計算していることが分かるはずです。
あとですね・・使える情報ってのはランキングぐらいしかないかなとも思うのですが、これはおそらくオッズと完全にシンクロしてるんじゃなかと思いますね。
機械予測は今回は無理かもしれません。
データをつくるアイデアはいまのところゼロです。。
あ、適正オッズについてもうひとつ・・・
勝つ可能性が50%のチームなら、2倍が適正なオッズ(fair-odds)です。
ところが実際は還元率があるので、例えば90%の還元率なら、このオッズは1.8倍として提示されています。
ということですね。
んじゃ。