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第609回トトくじ 2日目。 結果と検証。

さて、注目の開幕戦・・

けっこうな波乱でキャリーオーバーとなってしまいましたね。

今回は非常に難しかったと誰しも思っていることでしょう。

前回の記事でも取り上げた ”予想母体 3”・・

こんなに大きな母体でも取りこぼしが発生してしまいました。

具体的には・・12枠の富山の勝ちというところ。

唯一ここだけ機械的予測では出現しなかったわけです。

アルゴリズムを際限なく変化させて走らせて、その出力結果を総合させれば・・

すべての正解を含む母体をつくることはできるかもしれません。

しかしトリプルとなる枠が続出して、まったく使えない予測となる可能性は高いです。

”予想母体3”というのは、たった二つのアルゴリズムしか使用していないわけですが、データを二種類つかっていますから、2×2で全体で4通りの予測結果を出力しています。

これでも十分すぎるくらいデカい。

やっぱり継続観察をして、「もっとも正解を多く含む予測をするアルゴリズムとデータ形式は何なのか?」というところを突き詰める必要があります。

何回も書きますけれども、重要なことは”条件を設定して継続予測をすること”だと思います。

さて、今シーズンからはデータ形式を変えます。

具体的には・・・ベンチも含めた出場選手名、そして監督名も追加。

実際の予測においてはシュミレーション?という形になります。

故障者や累積警告による出場停止情報は事前に分かりますし、スタメンもある程度は予測できるでしょう。

そういった情報を付加して予測させるわけですね。

これまではリーグ順位とかスコア、それに支持率ぐらいしか属性を設定していなかったので。

予測にあたって基本的なこと、それは ”事前に入手できる情報だけを使って予測するということ”

当然といえば当然ですが、バックテストを行う時には特に注意する必要があります。

だからデータはこまめに色々なタイプのものを継続して作っておく事をおすすめしますよ。

後からだと、とんでもなく手間がかかります。

さて、おそらく需要はないと思われますが、新しいデータのサンプルを貼っておきます。

2013新しいデータ形式のサンプル画像.JPG

少しだけ説明もしておきます。

新しいデータではすべての公式戦を対象にしようと思っています。

今はまだリーグだけですけれども、ナビスコや天皇杯なども一緒に同じフォーマットで記録しようと思います。

必要に応じて分離できるように日付とか試合の区分が分かるようにしてあればよいと思うので。

昨シーズンはデータを作りすぎて混乱しましたから、今シーズンは”マスターデータ”とでも言うべきものをひとつ作っておくというスタイルで管理しようと思います。

あと、フットボールラボのデータは特殊なので、これだけは別管理にしないと無理。

まったくデータタイプが違うので。

同じフォーマットに並べることは可能ですけれども、あれはゲーム後に集計した数値なので ”予測段階でどういうふうに利用するか?” といったところが難しいと感じています。

ひとつのやり方としては・・

対戦前のデータとして、これから予測しようとする対戦カードの行に対戦前のリーグランクと同じように直前データとして付加するやり方。

私もそういう使い方を現段階では想定しています。

説明に戻りますと・・

主な属性について:

基本的には対戦履歴というものであり、対戦カード、スコア、対戦前リーグ順位、そして出場者の記録というもの。

あとはアイデア次第といったところです。

ポジションとかフォーメーションなんかの情報も入れると面白いかも?と思ったのですが・・

行列がピッタリと一致していないとWEKAは動きませんからね。。

つまり属性は列で管理されていますから、ポジションが一定しないサッカーにおいては無理なんです。

強いて言えば、固定できる属性は GK だけですね。

FW、MF、DF などはチームによって枚数?も違ってくるので。(だいたい4-4-2か?)

そういうわけで私のデータでは単純にナンバーを付けただけです。

ただし順番はだいたい DF からで揃ってるはずです。

あと、試合内容についての情報・・

FKが何本とかシュートがいくつとか・・そういう情報も付加してもいいとは思いますが。。

これもフットボールラボの数値と同じで、使い方が難しいです。

もし使うとしたら基本的に上で述べたようなやり方を想定しているんですが・・たぶん使わないと思います。。

えー、結果検証というところからだいぶずれてしまいましたけれど・・

結果からみれば開幕予想は大失敗でした。

最低でも予想母体は完璧じゃないとダメです。次節がんばりますよ。

では。